TVアニメ感動のシーンをスペシャルオーケストラが奏でる『ハイキュー!! コンサート2018』イベントレポート

「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で好評連載中、コミックス累計2,800万部突破の次世代王道スポーツ漫画『ハイキュー!!』。TVアニメ『ハイキュー!!』感動の名シーンを、大スクリーンに映し出されるアニメ映像をバックに、迫力のスペシャルオーケストラの演奏でお届けする「ハイキュー!! コンサート」。好評につき、大阪・東京の2か所で再演が決定し、2018年2月12日(日)に、東京・片柳アリーナで本コンサートの千秋楽を迎えました。
2度目となる今回は、音楽を担当する林ゆうきさん、橘麻美さんもキーボードとしてスペシャルオーケストラに加わり、演奏を行いました。

TVシリーズの映像とともに、まずは1曲目となる「頂の景色」の演奏でコンサートが始まります。日向、影山たち烏野高校のメンバーを中心に物語のイントロダクションとなる紹介映像を上映。
そして、TVシリーズのファーストシーズンより、ストーリーを追うように映像と楽曲が次々と演奏されます。

日向と影山がチームに加わることで変化を見せはじめる「面白いチーム」や「化学変化」は、個性的な音色が特徴となる楽曲。また、ライバル達の特色を音色に乗せた「及川徹」、「ネコ」などのキャラクターのテーマ曲を演奏した後、試合の始まりの緊張感を表現した「突入」、スピーディーなテンポで日向と影山のコンビネーションを表現した「神業速攻」などが演奏されます。烏野が一致団結する姿を雄大なメロディを響かせ表現する「歯車」、試合に負けてしまったチームの心情を表現する「勝者と敗者」など、ファーストシーズンを代表する名シーンが次々と披露されました。スクリーンに映し出される迫力の試合シーンや台詞の数々、そして目の前で奏でられるスペシャルオーケストラの生演奏によって、会場の臨場感が高まります。

第2部の序盤では、セカンドシーズンの青城戦との試合の幕開けを描く「“上”」よりコンサートが始まりました。ダイナミックで力強い演奏が観客の心を揺さぶります。「元・根性なしの戦い」では、山口の心の葛藤と、後半は変化の兆しを見せる力強い楽曲が演奏されました。また、激しく昂る楽曲で白熱の試合を表現する「超速攻」や、相手に立ち向かう日向たちをダイナミックな音楽に乗せて表現した「極限スイッチ」、「真っ向勝負」まで、畳み掛けるような熱い楽曲が次々と演奏されていきました。
そして後半は、「烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」に物語を移し、これから始まる試合展開を予想させるようなテーマ曲「ごあいさつ」より演奏がスタ―トします。音の一つ一つが輝くように響く「月の輪」では、力強く変化していく月島の姿を、重々しいテーマ「殴り合い」では、激しくダイナミックに展開する試合の様子を、そして第3期全体を象徴する「コンセプト戦い」が演奏され、重厚に響くオーケストラの音色が、映像をさらにリアルに際立たせていきます。

エンディングロールでは、セカンドシーズンのオープニングテーマ「アイム・ア・ビリーバー」が演奏された後、本作の音楽を担当する林ゆうきさん、橘麻美さんが登壇。会場から盛大な拍手で迎えられます。
その後、アンコール曲をさらに演奏。まずは、林さんが作曲を手掛けた「地上戦コンサートver.」が演奏された後、烏野高校ジャージを着て登場した林さんが指揮を担当。林さんが作曲を手掛けた「次の戦い」では、オーケストラの稽古中の様子を撮影したメイキング映像も流れました。そして、作品全体のテーマソングとなる「ハイキュー!!」では、明るいメロディに観客が大きな手拍子を送り、会場全体が一つに包まれる一体感が生まれました。

40曲以上の楽曲と、アニメ『ハイキュー!!』の名シーンが次々と上映され、音楽と映像が一体となった迫力のコンサートは大盛況のうちに幕を閉じました。

【関連サイト】
公式サイト:http://www.j-haikyu.com/anime/

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!! 3rd」製作委員会・MBS

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