「暗殺教室」ED曲担当moumoon、映像作家・白石慶子による 「ライブの時間」イベントレポート

集英社「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中、コミックス12巻で累計1200万部を突破した原作「暗殺教室」(松井優征)。現在、フジテレビにてTVアニメが好評放送中、3月21日より実写映画がいよいよ公開となります。
2月28日(土)、お台場のフジテレビ球体展望室「はちたま」にて開催中の「殺せんせーSHOP」で、1日だけのスペシャルなイベント企画「ライブの時間」を開催。TVアニメ「暗殺教室」エンディング・テーマを手掛けるmoumoonが2月25日リリースされたED曲「Helloshooting-star」ほかをライブ演奏し、さらにエンディング映像を制作した気鋭の映像作家・白石慶子が会場でED映像を再現した黒板アートのライブペインティングを実施致しました。週末のイベントということもあり、ご家族連れや学生の方々で賑わうイベントとなりました。

★1部:13:00~16:00「ライブペインティングの時間」
ED映像を手がけたアニメーション作家・白石慶子

Q:黒板アートをED映像にしようと思われたきっかけは?
白石:岸監督から黒板に絵を描いてみてはどうかというアイデアを頂き、今回挑戦してみようと思いました。
映像のイメージは、原作を拝見し、椚ヶ丘中学校の1年間を黒板アートで表現しました。
ED映像は黒板に描いておらず、コンピューター上で絵を処理していますので、今回のように、本当の黒板に実際に
絵を描くことは初めてなので、かなり緊張しますが、楽しんで描けるようにしたいと思います。

Q:「暗殺教室」のED映像を手がけてほしいというご連絡があったときのお気持ちをお聞かせください。
白石:本アニメの監督である岸誠二さんと以前TVアニメ「人類は衰退しました」のED映像をご一緒したことがあり、
今回の「暗殺教室」でもぜひやって欲しいとご依頼を頂きました。
最初にお話を頂いたとき、タイトルから想像してすこしハードな作品の印象がありましたが、温かくてほっとする 
ようなエンディング映像でとリクエストがあったので、少し意外でした。

Q:原作はご存知でしたか?
原作は書店などで表紙を拝見したことはありましたが、読んだことはありませんでした。
お話を頂いてから、原作を拝見しました。タイトルの衝撃的な印象とは違い、とても温かいお話だったので、
岸監督からきたリクエストの意味が理解できました。原作の中身の表層だけではない、
テーマの部分で映像を制作できればと思いました。

Q:moumoonの曲を聞かれたときのご感想。
moumoonさんの曲も、タイトルの衝撃的な印象とは違い、ストレートなバラードの素敵な曲で、
岸監督のおっしゃる温かい雰囲気の楽曲でしたので、ED映像もつくりやすかったです。

Q:白石さんがお好きな「暗殺教室」キャラクターはいますか?またその理由をお教え下さい。
殺せんせーです。じつは私自身も美術の先生もしており、下は小学生から上は20歳くらいまで、
幅広い生徒さんへアニメーションを教えたりしているのですが、いかに生徒にやる気を出させるか、
見守るところは見守り、教えるところは教える、殺せんせーの気持ちが一番共感します。

Q:今後の活動について
まだタイトルをお伝えすることはできませんが、今後も別作品でOP映像、ED映像を担当します。
ぜひ楽しみにして頂けると嬉しいです。

★2部:17:00~17:20「ライブの時間」
ED曲を手がけたmoumoon

moumoon02

Q:バックにある白石慶子さんが描いた黒板アートをご覧になりいかがですか?
柾:すごいですね!今朝この場所にリハーサルでお伺いしたんですが、まだこの黒板になにも描かれてなかったので、
エンディングの映像がまさに再現されていて、とても感動しました。

Q:お二人の楽曲に白石さんの黒板アートED映像がつかれたのをご覧になり、どのようなお気持ちでしたか。
YUKA:黒板に描かれた絵がパタパタパタと景色が変わっていき、時間の流れを感じさせる、こうして1年が過ぎていくんだな、なんだか教室の匂いを思い出して、胸がきゅんとなりました。

Q:今回のEDテーマは書下しとのことですが、作品のどのようなイメージを重視されましたか?
YUKA:学校の帰り道に見る風景が沢山浮かんできたので、懐かしい香りや心がきゅんとするような楽曲になればいいなと思いました。また、小さい頃の自分と大人になってからの自分を思い返してみて、今も昔のように同じ夢が見れているか、そんなことを思い返しながら歌詞を書きました。
柾:コミックを拝見し、アニメも奇想天外な映像になるんだろうなと思っていたので、アニメが終わり、僕たちの曲で少しほっとするような雰囲気の音を作ろうと思いました。僕等が忘れてしまった思い出を思い起こさせるようなメロディにしました。

Q:ファンの皆さんの前で実際にライブを行っていかがでしたか。
YUKA:私たちのライブではすでにこの楽曲「Hello,shooting-star」を演奏していますが、今回のように教室という設定の場所は初めてだったので、(「暗殺教室」の殺せんせー風に)ぬるっと演奏できて、とても心地よかったです。

Q:暗殺教室のコミックやアニメをご覧になっての感想を教えて下さい。
YUKA:すごく笑えて、見ていて安心できる作品です。いつも拝見するときは、殺せんせーと3人組の生徒に注目してみています。毎回楽しみなのが、先生の趣味「手入れ」具合がすごいなと。例えば高校をすごく綺麗にしたり、とにかくムダがない動きがすごいです。

Q:「暗殺教室」の中で、好きなキャラクターはいますか?
YUKA:殺せんせーに習いたいです。見守ってくれていたり、素早いところなど、見ていてほっこりします。
柾:やはり、セクシーなので、ビッチ先生に習いたいです。

Q:暗殺教室に登場する「殺せんせー」のような先生が御自身の担任だったら、いかがですか。
YUKA:先生を暗殺したくないですが、殺せんせーのような先生がいたら、価値観ががらっとかわりそうです。殺せんせーのような先生に習ってみたいなと思います。
柾:絶対楽しいですよね、習いたいです。相談に親身になってくれそうですね。

Q:ファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。
YUKA:このED曲を聴いて頂き、きゅんとしたり、ほっとしたりして頂きたいです。
アニメと一緒に楽しんでもらえたらと思っています。

TVアニメ「暗殺教室」フジテレビにて毎週金曜 25:20〜放送中
ほか各局でも放送。(放送時間は予告なく変更になる可能性があります)

©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会

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