- 2016-11-26
- レポート・インタビュー
- 灼熱の卓球娘
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11/20の日曜、秋葉原のオフィス街の一角に店をかまえる『Akiba卓球スタイル』さんで、「灼熱の卓球娘杯」が開催されました。
受付開始時間の前から続々と集まり始める参加者の皆さん。その顔ぶれは中学生くらいの女の子から、手練の雰囲気を漂わせる男性までと多岐に渡ります。
皆さん思い思いのユニフォームに身を包み、緊張した面持ちでスタートを待っている様子。
そして本作のプロデューサーであるエイベックス・ピクチャーズの村上氏の司会のもと、開会宣言が行われました。
劇中の衣装を着た今村彩夏さん(ムネムネ役)と東城日沙子さん(後手キルカ役)のお二人も選手の皆さんを激励。この日のために特訓を積んできたとのこと。
今村さんは「あくまでも楽しく!」、そして東城さんは「皆さん怪我をしないように!」とエールを送ります。
いよいよ始まる11点先取の1セットマッチは、一瞬一瞬が真剣勝負!
四つの卓球台では白熱した試合が行われていました。
一戦を終えた選手たちの額には玉のような汗が……。
それぞれの激闘を乗り越え、二人のファイナリストが決定!
その一人、タカさんは今村さんの大ファン。必ず勝ってエキシビジョンマッチに臨みたいと力強く宣言します。
一方の竹ちゃんさんは、中学校から大学院までの十二年間卓球に勤しんできた豪の者。
灼熱の決勝戦が、ついに始まります。
序盤から一進一退の攻防……!一点が決まる度に声援が飛び交います。そして観客全員が見守る中、激戦を制したのはタカさん。
タカさんと竹ちゃんさんのお二人には、会場全体から万雷の拍手が贈られました。
そしてここからは今村さん・東城さんペアと優勝者であるタカさんとのエキシビジョンマッチ。観客の声援はすっかり今村・東城ペアに!!
一方、タカさんは紳士的な卓球を繰り広げ、ぽろりと「(この時間を)終わらせたくない……!」と心の声を漏らす場面も。
デュースに次ぐデュースの接戦は、今村さんの見事なスマッシュによって、今村・東城ペアの勝利で幕を閉じました。「卓球の熱をこんなに近くで感じることができて、嬉しかったです!もし次(のイベント)があったらまた一緒に卓球しましょう!」と今村さん、「皆さんのおかげで、大成功のイベントになりました。本当にありがとうございました。私も、もし次があったら、今度は雀が原の6人で参加したいです!」と、東城さんがコメントし、最後まで観客を沸かせ続けた三人を、会場全体が拍手で迎えたのでした。
こうして、「灼熱の卓球娘」初の卓球イベントは大成功で終了しました。
最後は今村さん・東城さん直筆サイン入りの「参加証」を一人ひとりに手渡しし、参加者全員で記念写真をパシャリ!
短い時間ながらも濃密な「灼熱の卓球」で心が通ったのか、帰り際に連絡先を交換したり、また一緒に卓球しようと声を掛け合う参加者の姿も見られました。
それは「友情、それともライバル?両方ね」という、『灼熱スイッチ』の歌詞のような場面。会場を去っていく選手の皆さんの上気した顔は、卓球に対する喜びと楽しさを体現したかのような笑みで溢れていました。
©朝野やぐら/集英社・灼熱の卓球娘製作委員会