- 2018-3-30
- レポート・インタビュー
- メガロボクス
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3月28日(水)にスペースFS汐留にて、アニメ『メガロボクス』のプレミアム試写会が開催されました。
当日は、本編映像第1話と2話をスクリーンで上映。
物語の前半では、未認可地区の地下メガロボクサーで、勝つことの許されぬ八百長試合にやり場のない苛立ちを抱える主人公・ジャンクドッグ(CV:細谷佳正)が、メガロボクスの絶対王者・勇利(CV:安元洋貴)との運命的な出会いを経て動き出す物語が展開。
肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”の迫力の試合シーン、登場するキャラクターたちの魅力や、奥深いストーリー、そして、重厚な世界観を表現するmabanuaの音楽など、映画のようなクオリティの高い映像に会場が見入りました。
本編上映後、メインキャラクターを演じる細谷佳正さん(ジャンクドッグ役)、安元洋貴さん(勇利役)と、森山洋監督ら、本日のゲストが登壇。会場より大きな拍手が贈られ、トークショーが開催されました。
まずは、本編を観ての感想について、細谷さんは「映像が素晴らしいと思います。第1話で、雨の日にジャンクドッグがゆき子と勇利に会うシーンで、背景の作画が素晴らしかったです。」、安元さんは「第1話を観て安心しました。音と映像が付くとこんな風になるんだと感動しました。」と感想を答え、
森山監督が「第1話、第2話は、物語の導入で作品全体を紹介しています。これから物語が進むにつれ、ジャンクドッグや勇利など、キャラクターもどんどん変化していきます。このまま走り続ける物語に期待してほしいです。」と作品を紹介しました。
また、自身が演じるキャラクターについて尋ねると、
ジャンクドッグを演じる細谷さんは「自分の境遇もあり、本気で闘うことを許されていない。それに対して苛立ちを感じている男です。勇利と出会うことで、自分が本当にやりたいことを見つけて成長していきます。」と解説、そして安元さんは、「勇利はチャンピオンなので、人を圧倒するような立場で演じました。勇利が身に着けるギアを意識して、“鉄”をイメージし、ソリッド(硬質的)な雰囲気を出して演じました。演じていてとにかく楽しかったです。」と語りました。
序盤の物語の中で気に入っているシーンを伺うと、細谷さんは「冒頭のナレーションで、「立入禁止」と書かれた看板を超えるシーンがあり、南部贋作の手を離れて歩いていくジャンクドッグの姿を予兆しているような気がしました。また、バーで南部に詰め寄る場面も印象に残っています。南部に言われ、自分の感情を押し殺すシーンがあり、彼はこれまでもこうして耐えてきたのだと感じました。」など、止まらない様子で様々なシーンを挙げました。
また、今後の見どころを尋ねると、安元さんは「本作は『あしたのジョー』のリメイクではなく、「ジョー」を愛している人達が作った作品です。ジャンクドッグを始めとするキャラクターの変化が描かれていくので、彼らの行く末をぜひ観てほしいです。」と答えました。
余すところなく作品の魅力を語った後、最後に集まった観客に、「SNSに書いてほしい一言メッセージ」が贈られました。
森山監督「来週から放送です。“4月5日よりTBSほかで放送!”ぜひ宜しくお願いいたします。」
安元さん「台本を貰って読んだときに毎回思ったのですが“続きが気になって仕方がない作品”です。ぜひご覧になってください。」
細谷さん「“こんなにかっこいい男たちは見たことがない”です。最後にはワクワクする作品ですので、ぜひ楽しんでください。」
【関連サイト】
メガロボクス公式サイト:http://megalobox.com/
©高森朝雄・ちばてつや/講談社/メガロボクスプロジェクト