アニメ『アオハライド』1話先行試写会&トークイベントレポート

02_イベント写真1


TVアニメ『アオハライド』の放送開始も間近に迫ってきた6月29日(日)。都内某所にて、「1話先行試写&トークイベント」が開催されました。
イベントには、吉岡双葉役の内田真礼さん、馬渕 洸役の梶 裕貴さん、そして挿入歌担当アーティスト・Chelsyが参加。300人を超える『アオハライド』ファンとの楽しい時間を過ごしました。

MCの紹介により登場した内田さんと梶さんは、試写に先駆けて、1話のアフレコでの感想を披露。

内田「1話のアフレコはあまりにも緊張していて……。汗だくでした(笑)」
梶「双葉はモノローグやナレーションもあるからね。1話は特にめちゃくちゃ喋ってたし」
内田「カロリー消費しました!梶さんは?」
梶「僕も緊張してて、密かに汗だくでしたよ(笑)。そんな中で魂込めてやらせて頂きました。あと、1話の段階から現場の空気が本当に良くて。みんな、かなり仲良いよね」
内田「仲良いですよね~」
梶「キャストもスタッフさんもそう。この作品に対する愛がつまっているのを感じながら収録しています。」

そして早速、待望のTVアニメ『アオハライド』の第1話の上映がスタート。
冒頭のモノローグから、作品全体を象徴するような透明感溢れる声色で双葉を演じる内田さん。梶さんは、「田中 洸」だった中学時代は明るくシャイ。高校生の「馬渕 洸」になってからは、クールさの中に繊細さも感じさせるという複雑なキャラクターを絶妙に演じます。咲坂先生の描く世界の空気感を見事に再現した映像と、美しくも切ない音楽に会場全体が包まれ、真剣な面持ちで画面に見入るファンの姿が印象的な時間となりました。

05_イベント写真4

上映終了後は、再びステージに登場した内田さんと梶さんによるトークショーを行いました。会場の後方からファンと一緒に鑑賞していた事を明かします。見ていて何度もキュンキュンしたという梶さんが「みなさんは、どうでしたか?」と問いかけると、会場には大きな拍手が響きました。梶さんがキャスト同士でLINEのグループを作り、交流を深めていることを明かすと、話題はある共演者の話に……。

梶「KENN君と小湊とのシンクロ率はすごいよね。」
内田「KENNさんが動いていると、それだけで小湊君っぽい!」
梶 「でも、彼は『この現場では小湊に合わせてるけど本当は違う。クールガイなんだぜ』って言ってる(笑)」
内田「私は今回初めてKENNさんと(お仕事を)ご一緒させて頂いたんですけど、それでもそんなわけないってわかります(笑)」

続いてスクリーンに映し出されたのは、原作者の咲坂先生が会場を訪れたファンのためだけに描き下ろしたというイラスト&メッセージ。双葉、洸のイラストとともに、ファンの皆さんへの感謝の思いも記されていました。

その後は、事前に参加者から受け付けた質問にキャストが答えるQ&Aのコーナー。「それぞれの役と自分が似ていると思うところは、どんなところ?」「演じる時に意識している事は?」などの質問に、内田さんと梶さんが答えていきます。ちなみに似ているところについては、内田さんが「自分を偽って、強く見せちゃうところは共感できます」と答え、梶さんは「照れ屋な一面は似てるかなと思います」などと答えました。

Q&Aでのやり取りの中、洸のような役を自分がやれるとは思っていなかったと告白した梶さん。「でも、今は監督、音響監督、咲坂先生たちが『洸は梶さん以外考えられないです』と言って下さって。特に、咲坂先生が「洸の役が梶さんだと聞いた時、最初はイメージが湧かなくて……。でも、聴いてみたらピッタリでした。土下座します!」と言って下さったのが印象的です」と嬉しそうな笑顔とともに語ってくれました。今は、それらの言葉を信じて自分なりの洸を表現したいと考えているそうです。
また、内田さんは、「私と、双葉と、ファンの皆さんとで『一緒に洸を好きになりたい!』みたいな気持ちがあって。この夏、一番のヒーローが洸だと思うので、みんなで洸を愛していきたい。その大きな愛で『アオハライド』がどんどん輝いたら良いなと思いながら、お芝居をしています」と話してくれました。

その後は、女性3ピースバンドChelsyの生ライブ。1話の本編中でも流れた「I will」のアコースティック・バージョンを初披露しました。その演奏と歌声に、先ほど観たばかりのシーンが思い出され、会場はしっとりとした雰囲気に。

06_イベント写真5

最後は再び内田さんと梶さんがステージに登壇。今後の『アオハライド』の見所を熱く語り、『アオハライド』ファンが大集合して開催されたイベントは、盛り上がりのうちに幕を閉じました。

内田「『アオハライド』の見所は何と言っても「ときめき」だと思います。1話は少し切ないシーンが多かったですけど。ここから先、洸が双葉の事をドキドキさせてくれるシーンがたくさん出てくるので、みなさんにも、たくさんドキドキをくれると思います。そこを楽しみに待っていていただけると嬉しいです」

梶「本当に何回見ても素敵な作品。絵もそうだし、音楽もそう。CHiCO with HoneyWorksさんの「世界は恋に満ちている」いうオープニングも、フジファブリックさんの「ブルー」というエンディングも、本当に作品を想って書いて下さったんだなというのを感じる曲。最後まで見逃さずに、自分を、洸と双葉、そして他のキャラクターたちの気持ちに重ね合わせて、ドキドキしながら、ご覧いただければなと思います」

©2014 咲坂伊緒/集英社・「アオハライド」製作委員会

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る