- 2016-10-16
- レポート・インタビュー
- 刀剣乱舞-花丸-
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TVアニメが放送開始となった本作ですが、10月8日(土)~10月10日(月)に徳島市内で開催された「マチ★アソビ vol.17」CLIMAX RUN内で、9日(日)15:00より「アニメ『刀剣乱舞-花丸-』放送開始記念キャスト&スタッフトークイベント」が、眉山林間ステージ上で開催されました。
まずMCの呼び込みで、大和守安定役の市来光弘さん、原作プロデューサーのでじたろうさん、古澤佳寛チーフプロデューサー、伊藤隼之介プロデューサーが登壇し、会場にお越しいただいたお客様にご挨拶。プロデューサー陣に囲まれ、かしこまっている市来さんに「プロデューサー感でお願いします」と、でじたろうさんが声を掛ける一幕も。ご挨拶ののち、早速テーマに沿ったトークがはじまりました。
最初のテーマは、「第一話放送を受けての感想」について。「AnimeJapan2016」のステージでのWアニメ化解禁から、約半年が経過しての第一話の放送ということで、市来さんは「ようやくという思いもありますが、5月の前回マチ★アソビからあっという間でした。ゲームではセリフ量も限られていて、他の刀剣男士との掛け合いなどはなかったので、いろいろなキャラと会話できるのがうれしいです」と感慨深げにコメント。また原案ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」開始からは、約一年半を経ての『花丸』本編放送となり、でじたろうさんからも「一話が始まり、“やっと見られるんだ!”という思いで嬉しかった」とお話がありました。
続いてのコーナーは、なんと第一話の本編を観ながらの、生オーディオコメンタリー。コーナー発表時には、キャスト・スタッフ・ファンが一緒に本編を鑑賞できる貴重な機会に、客席から大きな拍手が起こります。コメンタリーは、制作・アフレコ時のエピソードや、一話で描かれた“とある本丸”の設定・各刀剣男士が登場するシーンの見どころなどについて、出演者からのコメントを交え和気藹々と進みました。「第一話をご覧になった方は?」とのMCからの質問に、客席の大半の方が挙手をしていたにも関わらず、出陣のシーンなどに向けられる熱心な視線に、出演者がコメンタリーを控える場面も。
上映後は、再びトークに戻り、「今だから言える!『花丸』マル秘話」のコーナーへ。刀剣男士たちがお互いを呼ぶ際の呼称など、言葉遣いに気を付けたという市来さんのお話にはじまり、「『花丸』の本丸では、今のところ刀は折れません!(でじたろうさん)」「第一話の脚本は刀剣乱舞の世界観を大事にするため、21稿まで改稿を重ねて作り上げました(古澤チーフプロデューサー)」など、「マチ★アソビ」ならではの、ここでしか聞けない裏話が次々と飛び出します。さらに、伊藤プロデューサーからは、神風動画によるエンディングが、実は前回の「マチ★アソビ vol.16」をきっかけに誕生したという逸話などが明かされました。
イベント当日夜から放送となる、第二話の見どころについてのトークもあった後、サプライズゲストとして「刀剣乱舞-ONLINE-」のナビゲーター・こんのすけも登場。でじたろうさんが我が子を見るような視線で、スマートフォンでこんのすけを連写する姿に、会場がほっこりするシーンも。その後、恒例の“花丸ポーズ”で記念撮影も行われました。
登壇者からの終演ご挨拶では、「これ以降も、みなさんを楽しませられるよう全身全霊作品作りに打ち込みます(伊藤プロデューサー)」、「キャッチコピーにもなっている“僕たちの本丸は、今日も花丸。”のポリシーを大事に、今後も皆様に支持していただける『花丸』を提供していきたい(古澤チーフプロデューサー)」、「ゲームも楽しんでいただき、ミュージカル、舞台、Wアニメの展開を楽しみにしてください(でじたろうさん)」とプロデューサー陣が、それぞれに今後への意気込みをコメント。市来さんは「今後もどんどん新しい刀剣男士が登場し、最後まで飽きさせないような刀剣乱舞になると思います。これからも『花丸」を応援してください」と満員のファンに呼びかけました。最後には「刀剣乱舞の格闘ゲーム化」と、市来さんから伊藤プロデューサーへのまさかのお願いも飛び出し、笑顔と拍手に包まれながらイベントの幕が閉じました。
©2016 アニメ『刀剣乱舞-花丸-』製作委員会