- 2017-10-16
- レポート・インタビュー
- 刀剣乱舞-花丸-
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徳島市にて開催の、マチ★アソビvol.19 CLIMAX RUN会期中の10月7日(土)13:30より、眉山山頂ステージにて、「続編本格始動!アニメ『刀剣乱舞-花丸-』ステージ」が行われました。本ステージでは、9月末に発表となった、劇場版総集編『刀剣乱舞-花丸-』~幕間回想録~・テレビアニメ2期 続『刀剣乱舞-花丸-』について、製作陣がスタッフトークを繰り広げました。出演者は、チーフプロデューサーの東宝株式会社 映像本部 映像事業部 映像企画室長の古澤佳寛さん、プロデューサーの同じく東宝の映像事業部より細井駿介さん、そしてゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』原作プロデューサーでニトロプラス代表取締役のでじたろうさんの3名。司会は宣伝プロデューサーの東宝 映像事業部 是枝宏幸さんが務めました。
出演者からご挨拶があったのち、早速テーマに沿ってトークが開始。1つ目のテーマは「いよいよ、『花丸』続編本格始動!」。劇場版総集編『花丸回想録』・テレビアニメ2期『続』解禁の反響について「日常をしっかり描く『花丸』・アクションを描ききる『活撃』と2つのアニメがあるなかで、先に世に出た1期は『花丸』らしさをしっかり出そうと制作しました。放送の数カ月後に続編を発表でき、本当に嬉しく思います(古澤)」「2月に幕張で開催されたスペシャルイベントでの続編発表時に、2万人規模の審神者の皆さまの大歓声をいただき、そのお気持ちをしっかり受け取って制作をしていきたいと強く思いました(細井)」とお話がありました。
またでじたろうさんは、原作ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』および、ミュージカル・舞台・もう1つのアニメ『活撃 刀剣乱舞』など様々なメディアミックスの紹介と合わせ、「刀剣男士たちの人としての日常はどうなっているんだろう、という部分を『花丸』で描いていただくことができました(でじたろう)」とコメント。続編では「1期では47振りもの刀剣男士が登場するなか、どうしても描ききれなかったキャラクターも、2期でフォーカスしていきたいと思っています(細井)」と、『花丸』ならではの制作意図があることも明かされました。
次のテーマは「劇場版総集編『幕間回想録』の見どころ」について。「『幕間回想録』はテレビアニメ2期0話のような位置づけです。1期の物語を、大和守安定と加州清光の物語を軸に、加州の目線から再編集し、1期最終話で大和守安定が旅立った直後から描かれる、2期1話にスムーズに入っていける作りになっています(細井)」、「大きいスクリーンと良い音響を楽しめるという品質面はもちろん、1期を思い出しながら、2期をより楽しめる作品になるのかなと思います(でじたろう)」など、『幕間回想録』の見どころが語られました。
また『幕間回想録』の制作にあたり、改めて各プロデューサーが、テレビアニメ1期でのお気に入りのシーンについて語りました。「第六話のいわゆる『うどんミュージカル』では、『花丸』らしさが見えてきた放送中盤で、審神者の皆さんの予想を超えるものをお届けできたのではないかと思います。反響を受けて、かねて企画していた『はなまるうどん』さんとのコラボも実現することができました(古澤)」「少し分かりにくいのですが、第七話のAWT48結成のくだりで、歌とダンスが終わった時にプロデューサー役の鳴狐がするガッツポーズのタイミングが、最高だなと思いました(細井)」「第三話で、平野藤四郎が鶯丸に四葉のクローバーを差し上げようとして、『わらしべ長者』のように物々交換をしていくエピソードが、『花丸』らしくほのぼのさ、心温まるところがあって好きです(でじたろう)」と、思い思いにエピソードを紹介し、会場は笑いと拍手に包まれました。
それから「テレビアニメ2期 続『刀剣乱舞-花丸-』ここだけの話」へ。映像面の見どころとしては、2期では画面の見栄えについての検証を行っていること、監督の越田知明さんは『銀魂』や『クラシカロイド』の演出を手掛けており特にコミカルな映像表現が期待されること、新たに出陣する刀剣男士も多く戦闘服姿も注目だということ、などが明かされました。またシナリオ面では、2期は大和守安定が修行に出た後の“とある本丸”で、加州清光が刀剣男士としての決意を新たにするところから始まると紹介がありました。さらに、ほんわかさやコミカルさなど1期から描かれていた要素をしっかりと受け継ぎつつ、2期では刀剣男士に寄りそったドラマもきちんと描いていき、トータルでパワーアップしたと思っていただけるような作品にしていきたい、というお話も。
2期から登場する新刀剣男士については、でじたろうさんからの「なるべく多く出してくださいね」という笑顔のオーダーに、「アニメの制作期間との兼ね合いもありますが、がんばります。オープニングやエンディングにも引き続きぜひ注目してください(細井)」と回答があり、会場から歓声が起こりました。
テレビアニメ2期では、『活撃 刀剣乱舞』に続き『花丸』でもこんのすけが登場することも明かされると、負けじと原作ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』の宣伝隊長・おっきいこんのすけが、今回のマチ★アソビステージに今回も登場!愛くるしい姿に、会場の審神者の皆様から温かい拍手が飛びました。でじたろうさんから、10月6日(金)からTOKYO MXにて毎週金曜日25:25に、約3分のテレビ番組「おっきいこんのすけの刀剣散歩 弐」が放送されることのお知らせがあった後、早くもステージは終演へ。
最後のご挨拶では、「続編では皆さんの期待を、いい意味で裏切る展開もきっとあるかと思いますので、少しだけドキドキしながら観ていただければと思います(でじたろう)」「緊張感溢れる『活撃』をご覧になった方から、『花丸セラピー』という言葉も生まれているのを知り、こういった楽しみ方があるんだなと改めて感じました。皆様に新たな楽しさを提供できるようがんばってきます(古澤)」「『幕間回想録』『続』とも、皆さんに納得していただきながら、これまで以上に『花丸』の世界を楽しんでいただけるよう、制作面ではもちろん、宣伝的も1期より更にパワーアップしてきます。ぜひご期待ください(細井)」と、お三方から感謝と意気込みが語られ、イベントは終了しました。