- 2015-7-5
- レポート・インタビュー
- リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード
- コメントを書く
先日、劇場公開時期が2015年10月に決定し、特報やストーリーも解禁され、徐々に中身が明らかになっていく、『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』。この度、7月2日(現地時間)から5日まで米・ロサンゼルスで開催されている北米最大のアニメコンベンション<Anime Expo 2015(アニメエキスポ)>にて、本作の世界最速上映となるプレミア上映会が行われました。
2013年7月、アメリカのクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で続編製作の資金募集を開始してから2年、ついにその時がやってきました。現地時間7月3日(金)17時45分、上映会場に集まった「リトルウィッチアカデミア」ファン4,000人の前で『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』がついにお披露目となりました。初めて目にする、吉成監督が紡ぎだした圧倒的な映像やキャラクターの掛け合い一つ一つにファンたちは興奮し、独立記念日前夜の高揚感に負けない熱気が会場を包み込みました。上映直後には、会場を満席にしたオーディエンス4,000人から<Anime Expo>史上初のスタンディングオベーションが起こり、絶賛の嵐となりました。監督を務めた吉成曜は「オーディエンスの反応が良くて、疲れ切っていましたが、元気になりました!」とコメントし、作品の手応えを感じた模様。また、演出を務めた大塚雅彦は「スタッフに感謝、バッカーズ(出資者)に感謝、そして本日のオーディエンスに感謝です。」とコメントし、世界最速上映を心待ちにしていたファンたちに感謝の意を表しました。
現地時間7月4日(土)には、本作のパネルディスカッションが予定されており、監督を始めとする制作陣とファンたちの熱い交流が繰り広げられようとしています。世界が認めた、『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』に今後ともご期待ください!
【イントロダクション】
文化庁若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ2013』の1つとして制作された『リトルウィッチアカデミア』の続編。『キルラキル』などのハイクオリティ作品を世に送り出し続けるクリエイター集団・TRIGGERの第1作目のオリジナル劇場アニメーションであり、トップアニメーター吉成曜が初監督を務めた前作は、日本ではもちろん、国外での評価も高く、劇場公開終了後に英語字幕版をYouTubeで限定配信したところ、続編を望む声が数多く寄せられました。2013年7月、アメリカのクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で続編製作の資金募集を開始すると、わずか5時間で目標の15万ドルを達成。最終的に1ヶ月の募集期間で7938人の協力者から、目標金額の4倍となる総額62万5518ドル(約7400万円)を集めることに。本作には、前作からお馴染みのキャラクターはもちろん、新たなキャラクターも登場。物語の世界観がスケールアップし、TRIGGERのファンのみならず、すべてのアニメーションファンを突き動かす作品になることは間違いありません。
【ストーリー】
「ルーナノーヴァ」は魔女をめざす少女たちが集まる伝統ある魔法学校。主人公のアッコはいまだホウキにも乗れず友達のロッテ、スーシィと共にあいかわらずな騒動の毎日を送っていた。ある日、授業の失敗の罰として先生から言い渡されたのは、落第ギリギリの問題児たちで悲惨な魔女裁判の歴史を再現するパレードに参加すること。地味で辛気臭いパレードなんかまっぴら!魔法の素晴しさを街の人たちにアピールする!
一人息巻くアッコと呆れるロッテとスーシィ、さらに問題児たちも加わって街全体を巻き込んだアッコの奇想天外なパレードが今、走り出す――。
【クレジット】
監督・キャラクターデザイン・作画監督:吉成曜
音楽:大島ミチル
キャスト:藩めぐみ、折笠富美子、村瀬迪与、日笠陽子、日髙のり子
アニメーション制作:TRIGGER
配給:東宝映像事業部
公開:2015年10月
©2015 TRIGGER/吉成曜/GOOD SMILE COMPANY