「王子様(笑)シリーズ」ドラマCD 最終章 第1巻アフレコレポート。竹本英史、杉田智和、石田彰、吉野裕行ら声優陣にインタビュー

PCゲーム化も決定した「『王子様(笑)シリーズ』! PCゲーム化に向けて佳境へと突入する「『王子様(笑)シリーズ』ドラマCD 最終章 第1巻」の収録現場より、姫との不仲が発覚!?


この危機をどうしても回避したい天然・不思議・可愛い、天真爛漫な愛の人「ラプンツェル」の王子様役 石田 彰さん、かつてないほどの危険がその身に迫っても恋愛に命をかける恋愛中毒のギャル男「源氏物語」の王子様役 吉野裕行さん、常に都合の良い独自の解釈で姫との仲も気になっていない、恐ろしいほどのポジディブさ、ナルシストさを持つドM「カエルの王子様」の王子様役 杉田智和さん、いつもながら大変な目にあってしまう従者を演じた竹本英史さんから収録後のコメントを頂きました!

写真①

――収録を終えての感想をお願いします。

竹本:今回は本当に全員が揃うという奇跡が起きました。これまでは、収録前に台本を素読みする時に一回全体を確認して、収録時は歯抜けで収録していくので、何だかお話全体がおぼろげな印象で収録が進むんですが、最初から最後まで話の内容や、他の人のセリフも全部聴くという当たり前の作業をまさかこの現場でできることになるとは……、と思いながら楽しく収録ができました。

小川P:では今回のお話はおぼろげではなかったと。

竹本:今回は全部わかりました。

小川P:ありがとうございます!

竹本:いや、話の流れがってことね。流れが全部わかりました。

杉田:いつもはさして気にしていなかったカエルの嫁の声マネが、みんなが見ていると思った以上に恥ずかしかったということがわかりました(笑)

一同:(笑)

石田:今回、他の出演者の皆さんのセリフを聴きながら収録ができたのは、本当に良かったです。ただ、話の流れがすごく具体的に掴みやすかったおかげで、逆に気になったんですが、ラプンツェルの中での誤解とかが解けて姫と仲良くなるのはいいんですけど、国際会議であれもこれも喋らなきゃ、覚えなきゃというところが、今回の重要なテーマの一つだったようなんですが、その具体的な内容に関して全く触れていないのはいいのかなって(笑) まあ、そこは無視して、女の話ばっかりしてるのが、逆にお笑いっぽくていいということなんだろうなという風に解釈することにしました。

吉野:今回はいつもよりちょっと収録分数が長すぎるんじゃないかと思いました。台詞の分量が多すぎるんじゃないかって感じたんですけど、そんなことは無いんですよね?

小川P:我々スタッフも体感としては長いかと思っていたんですが、全体としてはいつもと変わっていないんです。これまで抜き収録させて録ることが多かったので、そう感じていたのかもしれません。

吉野:この作品は、ちょっとみんなが喋りすぎだなぁ(笑)

一同:(笑)

――今回『最終章』というタイトルなのですが、いかがですか?

竹本:『最終章』全3巻の第1巻なので、今のところ五里霧中です。どう転がって行くのか、何が大事なのか、一体何を話し合っているのか、何もわからないのが現状です。なので、『最終章』感はまだ実感としてはゼロと言ってもいいんじゃないでしょうか。

杉田:個人的な経験から思うのは、『最終章』と銘打った作品が完結後本当に終わるものより、しれっと新しいシリーズで戻ってくるものが多かったので、『最終章』という単語への信頼はほとんどありません。

石田:本当にそうなんですよね。台本の説明書きに、この『最終章』の意味するところが説明されているんです。それを読んで、わかっているので、『最終章』という言葉はそんなに引っかかっていません(笑)長く続いているシリーズだから、買ってくださる方のために一回段階を踏んでおこうというのが必要なのかもしれないですけど、めんどくさいシステムですねと思いました。

吉野:まぁまぁ大体そんな感じでしょう(笑)好きにして下さい(笑)僕らが決められることでも無いので(笑) ちゃんとやってくれたらいいんじゃないかと思います。お願いしますね。

小川P:かしこまりました!

――『王子様(笑)シリーズ』らしいなと思ったシーンはありましたか?

竹本:先ほど石田さんもおっしゃっていたんですけど、大事な話をしていたのに、いつの間にかいつも通りの愚にもつかない話になっていくところが、このシリーズらしいなと。話をしていて、相手の話も聞いているし、お互い言うこと言ってるんだけど、結局行きつく先がどこに向かっているのかわからなくなっていった感がすごくこのシリーズらしくてよろしいんじゃないでしょうか。

杉田:作品作りにおいて割と禁じ手だったり、してはいけないルールだったり、誰かが決めたものが世の中にはあると思うんですが、このシリーズについては、逆転の発想で全部禁じ手を入れたら何となく形になった、と最初から捉えています。ただ、竹本さんの横で「異議あり!」って言うのはちょっと変な間ができました。次は是非あの作品を。

一同:(笑)

石田:「ラプンツェル」の王子様が、何はともあれラプンツェルラプンツェルと姫の話をしているところがブレないなと思いました。

吉野:牛歩なところですね。全く進まない展開がシリーズらしかったです(笑)

一同:(笑)

吉野:すぐ脱線しすぎるし、本当に進まないじゃないですか。肝心なところは濁して触れないので、この先続いても、肝心なところに触れるシーンなんて出てくるのかな、と思ったり。シリーズ一貫してそういう風にやってきたし、これからもやっていくのだろうと感じています。

――ファンの方々へのメッセージをお願いします。

竹本:『最終章』ということで、驚天動地な展開が待っております、という体でお送りしておりますので、皆さんもハラハラドキドキしながら聴いて頂ければ『最終章』と銘打った甲斐があると思いますので、そのつもりで今回のシリーズは聴いて頂ければよろしいかと思います。今聴かないともう聴けないかもしれないですよ? いつ聴くの?

小川P:……今でしょ!

竹本:ということでございます。よろしくお願いします。

杉田:皆様、騙されてはいけません。媒体を通した我々の発言、コンセプト、小川Pの笑顔、全て本当ではないかもしれません。逆に疑うという作業が『王子様(笑)シリーズ』のコメディ要素の一つではないかと思います。皆様で何が疑わしいか話してみて下さい。それなりに楽しいかもしれません。よろしくお願いします。

石田:『最終章』です! これが最後かもしれません! なので、皆さんに看取って頂きたいと思います。(笑)是非お聴き下さい。

吉野:過度な期待はしないで、いつも通りよろしく!

一同:(笑)

――ありがとうございました。
王子様(笑)最終章1ジャケ写
≪商品情報≫
■「王子様(笑)シリーズ」ドラマCD 最終章 第1巻

発売日:2014年4月23日発売予定
価格:本体2,500円+税
品番:FCCN-0094
出演:
石田彰(「ラプンツェル」の王子様役)
吉野裕行(「源氏物語」の王子様役)
杉田智和(「カエルの王子様」の王子様役)
竹本英史(従者役)

【関連リンク】
『王子様(笑)シリーズ』特設サイト:http://www.fwinc.co.jp/princewww/

©フロンティアワークス

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